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    2017-11

    聴く・書く・考えるに息絶え絶えだった頃 - 2011.06.07 Tue

    あれからほぼ1年です。

    あれからとは…

    この時期、高校では三者面談があります。
    昨年も、決められた日に入学式以来初めてとなる高校へ。

    そこで知ったいろいろなこと。

    まず、ほとんどの課題、提出物が提出されていないこと。

    国語の授業に至っては、
    いつまでたっても授業ノートの提出がなされないために、
    授業を受けさせてもらえず、毎時間廊下に出されていること。

    毎日、どこかの時間で保健室に行って休んでいること。

    他にもいろいろ…

    寝耳に水、というわけではなかったんです。
    これまでの長男くんを見てたら、驚くほどではない姿。
    課題の未提出だって日常茶飯事でした。

    帰宅してから、もちろん叱りました。
    恥ずかしかったですから。
    ちゃんとやってる風だったから、裏切られたような気分にもなったし。

    それから、いろいろ話を聞き出すと…

    あれ?
    また、ずれたことしてます。

    本来の授業中の板書のノートを提出するわけですから、
    授業中に写せていなかったとすると、友達から借りるしかないわけです。
    もちろん、友達に迷惑にならない時間に借りないといけない。

    古文の時間、授業を受けさせてもらえない間に
    漢文のノートを借りて廊下で写し、
    漢文の時間には古文のノートを借り、ということをしていたようです。

    でも、授業を受けさせてもらえない間の板書も、
    その間にどんどんたまっていきます。

    焦ってました。
    早く授業に戻るのが先決、と。

    なのに、ずれてます。
    焦ってるのに、何もしてないみたいに見えます。

    もっともっとよく聞いていくと、

    他にも提出してないと言われてるものはあるけど、何かが分からない。
    先生に何回聞いても、他の子に聞けと内容を教えてくれない。
    しつこく聞いたらうるさそうにされて、もう聞けない。
    だから、その提出は諦めた。

    ノートについては、
    一度提出して不合格だったから、初めから作り直してる。
    前に作ってたノートは、もう要らないと思って学校で捨てた。

    本当にずれてる。
    もう、何やってるのか全く理解できません。

    たとえば、
    うちの高校、三者面談期間は午前中で授業が終わります。
    その間に、部活の友達からノートを借りて写すこともできたのに、
    そんなことはしないで、まっすぐ帰宅。
    そして長男くんは、家で何をしてたかというと…ゲームしてました。

    すごく焦ってるのに。

    そのゲームしてた時間、家で進められる部分のノートを作ってたらよかったんじゃないの?
    放課後残って、友達からノート借りることもできたんじゃないの?

    そう言った私への長男くんの返事は
    「思いつかなかった。」

    なんで思いつかないんだろう。

    「相談すればよかったのに。」
    私のそんな言葉に対する長男くんの返事は
    「もう高校生になったんだから、人に頼ってちゃ駄目だと思った。」

    このままではだめ。
    彼には、自力では越えられない壁がある。
    これが、そう感じたきっかけです。

    その日のうちに学校のカウンセリングに予約をしました。

    そして、私がカウンセリングを受けた数日後、
    長男くんは体が動かなくなりました。

    本人もカウンセリングに、と予約を入れていた当日、
    長男くんは、カウンセリングだけは行くとそこだけ頑張りました。

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    今なら分かります。彼のパニック。
    聴く・書く・考えるの同時作業に溺れて、息も絶え絶えだった彼。
    とてもじゃないけど、
    準備も覚悟もないまま挑んでこなせるわけのない芸当です。

    発達障害のシングルタスクという特性。
    ずっと付き合っていかなければいけない彼の凸凹な一面。

    授業を受けさせないという罰
    それは、学校においてはあってはいけない罰だと、実は思ってます。

    でも
    そのことがきっかけで彼の正しい認識に一歩近づけたと思えば、
    それも結果オーライで。

    私が動き出したことが、
    彼にとっては、

    自分に限界が来てることを意識した瞬間
    1人で頑張る必要がないと思った瞬間

    だったのかな。

    カウンセリングに行く時、彼がこう言ったのを覚えてます。
    「何かしないと、何も変わらないから」

    一生懸命まじめに、一見不まじめなことをやる彼ら。
    その抱えている苦しみを、
    お願いです。分かってあげて下さい。
    手伝う必要はないですから、理解してあげて下さい。

    まずい。
    涙が止まらなくなってきました

    あれから1年経った今日、
    今日は高校2度目の三者面談です。
    どんな話が出るかは…また後ほどご報告しますね


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    温かいコメント(ToT)

    おはようございます(*^_^*)

    > 決して人を恨まず憎まずの彼らは全てを自分で背負います。
    > 助けて、とか教えて、とかを言えません。
    > 間違ってる方法も ひたすら継続し続けてしまう…
    > 考えれば考えるほど切なくなりますね

    本当にその通りですね。

    今回触れた先生も、まさか長男のようにいつまでたっても処理できないとは想定外だったんだと思います。
    実は誰よりも先生が困ってたかもしれない。
    やること分かってて、確信犯でサボってるいわゆるフツーの子だったら対応できることでしょうから。
    分からないことは罪ではない。
    これは先生側にも言えることかなって…。
    だから、こらえました。
    社会に出ればいろんな人と出会うわけだし、これも彼にとっては貴重な人生経験ということで。
    私がカウンセリングについて言い出したら、長男も廊下には出されなくなりましたよ。

    長男が通ってたクラスは、バリバリの進学クラスだったので、
    求められるものもその分ハードルが高かったということもあります。
    難しいところですね。
    特別扱いは決して彼のためにならないし。
    能力を伸ばしてはあげたいし。

    とにもかくにも、今日も一日笑顔で♪

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