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    2017-09

    見えてる人間に見えないもの - 2011.10.09 Sun

    三連休。

    三男くんは、お友達と毎日集結。
    二男くんは、土日と塾で、明日やっと休日です。
    長男くんは、時々テスト勉強。ちょくちょく休憩。

    そういえば、思い出したことがあります。

    昨年の不登校時期のこと。
    毎日ダラダラとするよりは、と多少教育ママに変貌しました。

    授業を受ける時の予習復習のように
    数学の問題集を解かせたり、英語の教科書を訳させたり、
    古文、漢文の参考書を進ませたり。

    まず1週間分の各教科の予定を立てさせ、
    それから1日分の量を割り出させて、
    作成した表に予定と実践の内容を書き入れていきました。

    4月から学校復帰を決めたあたりからは特に、
    板書ができないとか、
    ノートが作れないとかいう問題を
    練習して慣れて、少しでも負担を軽くするために。

    英語や古文のノートも実際に作らせました。
    ここに線を引いて、
    こっちに英文、こっちに訳文、
    ここに意味を調べた単語を書いて、
    とそんな具合に、
    私の高校時代のノートの作り方をそのまま伝授しまして。

    板書が書けない。
    これは高校生にとってみれば致命的。
    聞き取りと書き取りが同時にできない、なんてこと、
    全く気づかなかった私にとっても、
    寝耳に水でした

    でも、それよりも寝耳に水だった出来事があります。

    それは英語の慣用句。

    英語の教科書には、
    ページの下欄に、慣用句が例文と一緒に載っていました。
    例文中の慣用句は斜体になって、
    「それ」と分かるようになっています。

    でも、長男くんには「それ」と分からなかったんですね。

    英語の慣用句って、
    その単語の組み合わせになることで、
    本来の単語の意味とはガラッと変わった意味になったりするじゃないですか。

    長男くんは、その事実に気づいていなかったんです
    単語の意味だけで、
    必死に文章の意味を取ろうとしてたんです。

    どうりで、変てこな日本語を作り出してくるもんだと思ってました。

    そんなことがあって初めて気づいたんですけど、
    教科書に載っている慣用句の箇所、
    日本語で説明文がついているわけではないんですね。
    「これはセットで使うと違う意味になります」みたいな説明。

    だけど、分かるんです。
    普通なら。

    だけど、長男くんには分からなかった。
    それが『行間の意』でした。

    もうびっくりして…

    急きょ方向転換です。
    ノート作りよりも何よりも先に、
    教科書の頭から慣用句のチェックをすることに。

    この部分は慣用句を紹介している部分で、
    慣用句とそれを使った例文が載っているんだ、と説明しました。
    長男くんは、
    「なんで同じことが何回も書いてあるんだろうって思ってた」そうです。

    それからは、
    彼の訳文が多少スムーズな日本語になりました。

    気づいてあげられてよかったです。
    本当に、意外なところでつまづいているものです。

    見えてる人間には見えないものがあります。
    先入観は禁物です

    ほんのちょっと前のことなのに、
    なんか懐かしい。
    小さな大事件です。


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    ● COMMENT ●

    >見えてる人間には見えないもの・・・
    本当にそうですね。
    いまだに「そうくるか~!」と思う時があります。
    そうかと思うと、私には見えないものが見えたりして。

    アリッサム。さんへ

    おはようございます(#^.^#)

    そうそう。「そうくるか~!」です。
    でも、思いこみの固さもさることながら、気づきの頭のやわらかさもかないません。

    みんなそれぞれですね。

    アスペさんだと、日常の会話等でも、冗談が通じなかったり、例え話や言い回しを言葉通りの意味にとったりしてしまうとよく聞きますが、それが英文の文法であっても同じことだということなのでしょうか。
    そんなこと、今まで考えもしませんでしたが、言われてみれば、なるほど、と感じました。

    starmayさんへ

    こんばんは(*^_^*)

    英文においても、単語の意味通りにとってしまうというわけではないんです。
    英語の教科書の行間の意を受け取れないというか。
    単語の組み合わせ次第でがらっと意味が変わることがある、ということを言葉にして一旦伝えれば、
    ああ、そうなのかということになり、慣用句の存在を意識できるようになります。
    今は、単語の意味だけで通じない時、慣用句を疑ってみることができるようになりました。
    やれやれです。

    以前はですね、極端な例で言うと、
    例えば“used to~”を「~するために使った」としかとらえられないような罠にはまってました。
    訳せるわけないでしょう(^_^;)

    英語の教科書って、意外と日本語による用法の説明って省略されているものなんですよね。
    配置とかで、大概の人が読み取っている編者の意図が読み取れない。
    それで彼の場合、慣用句の紹介がされている箇所も、
    ここに慣用句を紹介します、と書かれていない以上、そうだとは気づかなかったという次第です。

    多分、授業でも説明があったんだとは思います。
    ただ、先生にしても、まさかその意図が分からない生徒がいると思わなかったと思います。
    分かっている前提での説明は、分からない人間には全く意味が伝わらないものです。
    世の取扱説明書が分かりにくい原理と同じですね^m^

    私自身、彼らの特性を分かっているつもりでも、
    ついつい「このくらい」と情報を省略してしまいがちです。
    でも、目の前にいる彼に声をかける時ですら、
    主語を省略しては声をかけていることを分かってもらえないこと、しょっちゅうです。
    なかなか、自分に癖がつかなくて困ってます。


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