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    2017-10

    目指す着地点 - 2011.09.10 Sat

    今日はこんな本を読んでいました。
    発達障害のいま (講談社現代新書)発達障害のいま (講談社現代新書)
    (2011/07/15)
    杉山 登志郎

    商品詳細を見る

    発達障害ではなく凸凹という言い方を始めた杉山先生の本です。

    発達凸凹とは、
    認知に高い峰と低い谷の両者をもつこと。

    発達凸凹+適応障害=発達障害 である。


    著者の杉山先生はそう説きます。
    結局は個性じゃないか、と常々感じる私には、
    とてもうなずけました。

    それから児童虐待との関係、トラウマ、精神科疾患との関係、
    発達障害当事者の直面している困難について、
    専門医としての経験をもとに、具体的に解説してくれています。

    日常生活への適応に困難がなければ、
    あえて障害ととらえる必要はないという考え方は
    ストンと納得できるものでした。

    最近、
    自分は現在に至るまで、どうだったかなと振り返ることがよくあります。
    発達障害は遺伝性も強いようなので、よけいに…。

    いつも人の顔色をうかがう子どもでした。
    大人を見透かしてるようなところのある、
    可愛げのない子どもだったんじゃないかな。

    ニセ協調性のかたまり、八方美人。
    そんなところが自己嫌悪のゆえん。
    自分に自信は全然ないくせに、
    ふられたことはNoと言えずに自分の首しめて…。
    でも、そのおかげで
    自分のキャパも成長してきてるんだとも思っています。

    1人の時間が苦じゃないのは、昔から。
    でも、私一人っ子なので…そんなもんかなと。

    この前長男くんが道に迷うという話を記事にしましたが(こちら参照)、
    私の方向音痴ぶりもなかなかです。
    ふたつ入口がある店に一旦入ると、
    どっちから入ったか、よく分からなくなるし…。

    だからこそ、知らないところに行く時は、
    事前に地図で予行演習は欠かせません。
    頭の中で車を運転してて、
    頭の中で迷子になったりもしてますが…

    そういう前準備を
    自分で思いついて、実践できるようになれば、
    何がどれだけ苦手だっていいんじゃない

    私と長男くんの目指す着地点は、
    多分、そこにあるような気がします。


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    ● COMMENT ●

    こんばんは。
    私もこの本を読みました。

    「障害」という言葉を使うから、何だか太い線が引かれている感じがしますが、凸凹と考えると、案外多くの人がこの範疇にはいるような気がします。

    この前の講演会でも「100人いれば100の『困り感』がある。病院で2,30分質問に答えたりするだけで診断なんてできるはずがない」とおっしゃっていました。

    私自身もADDの傾向を強く持っていたように思いますが、確かに見えないところで苦労はしていても、なんとか社会生活は送れていました。

    今でも料理のときにはいくつものタイマーがないと何かを焦がしてしまいますし(笑)、仕事でも付箋がないと何かポカをしでかしますし、メモ帳からカレンダーに写さないと用事を忘れますが、遅れながらもいろいろなことをそれなりに身につけていけます。

    痛感するのは二次障害さえなければ、いつかは追いつくということ。

    分野によっては過集中で人のできないレベルまで行けることもあります。

    そう思うと、少し明るくなれます。

    みずきさんへ

    言われること、すごく共感です。
    みんな凸凹が少なからずあって、その差が激しいと少数派になるので、大多数向けにできてる世間の中では行きづらくなる。多数派には存在する先人の知恵が、少数派にはないために、自分の力で術を見つけなければいけない分、他より苦労を強いられる。そんな気がしています。

    この社会で生きるにはできた方が便利というスキルが、たまたま凹にあたると大変です。
    ほとんどの人ができないことができなくても、社会はなるべく多くの人が便利なようにできています。
    少数派にとって学びに不便な社会。それが現状のような気がするんです。
    少数派が忘れられないような社会のしくみができていけば、と思います。

    人間、誰しも凸凹はありますが、凹みが大きいと日常生活に支障がきたす場合があります。
    周囲の方がその凹みを個性と認めて下されば何も問題ないのですが、そう思ってもらえないから凹みが障害になってしまうのでしょうか。

    凹みを埋めるのは並大抵ではありませんが、凸の部分を大きくしてやる事は、出来そうな気がします。
    親である私たちが子供にしてやれるのは、それ位の様な気がします。

    >私と長男くんの目指す着地点は、多分、そこにあるような気がします。
    自分やお子さんの特性を理解出来ていれば、困難さをある程度予測して事前に対応がとれると思うんです。
    冷静に対応が出来れば、凹みによる「生活の困難さ」も和らぎます。
    そこに「着地点」があるのではないでしょうか・・・

    starmayさんへ

    そうですね。
    凹を埋めるのは本当に大変。でも埋めきってしまうことが正解だとも実はあまり思えません。
    人間みんな苦手はあるもので、その苦手と上手に付き合って行ければいいのじゃないかと思っています。
    受けるであろう困難を予測して、事前に対応したり、対応ができなくても覚悟や納得ができれば、
    心にかかる負荷が少なくなるのではと思います。
    うちの場合、社会に出るまでにあまり時間が残されていません。結構あせります…。

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    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    Re: おはようございます

    >支障だらけ
    本当ですよね^m^ 笑っちゃった。
    ただ、自分自身にとっての支障、心身のダメージが大きくないかがメインになっていいと思うんです。
    周囲が理解し、受け止めさえしてくれたら、
    そこはお互い様で支障を支障をとらずに済ませられるところもあるじゃないですか。
    その点、定型も凸凹も変わりないと思います。
    だから、理解を求められるようになれたらいいのかなあ。

    自然学習のスキルに疎いからには、ひとつひとつの指摘に頼らざるをえない。
    それは分かるんですけどね。
    確かにうわ~(>_<) と思ってしまいます。

    長男はどきどきな様子ながらも、今日も学校に無事に行きました。
    少しずつ、楽になってきてるような気はします。
    ありがとうございます♪


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