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    2017-08

    授業中の落書き - 2011.09.07 Wed

    ずっと「普通」になりたかった。ずっと「普通」になりたかった。
    (2000/04)
    グニラ ガーランド

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    こちらの本、
    自閉症関連の本としては古典的なエッセイ。

    随分前に購入していたのはいいけど、
    著者のその時々の気持ちがリアルで、
    ちょっと身につまされ過ぎて、読めずにいた本です。

    最近、図書館にもなかなか行けず、
    読む本がなくなってきたので、また読み出しました。

    高機能自閉症の著者が、
    そうと分かるまでの日常での苦悩、違和感を
    まさに当事者の言葉で語っています。

    著者も感覚過敏に悩まされていました。
    さまざまな音との格闘にくたびれ果てていました。

    そのうち、
    『意識が自分の内部に沈み込んでいくのをひき止める』ために
    落書きをしてたらいいという発見に至ります。

    このあたり、聴覚過敏を持ち合わせていない人間には、
    恐らくもっとも理解しにくいことのひとつ。
    落書きなんて、授業を真剣に受けていない子がする定番ですから。

    それを理解してくれたある先生。
    それから年度が変わって、理解できなかった別の先生。

    これまでの特別待遇がなくなり、落書きが許されなくなると、
    『紙のすれ合う音や誰かの咳などがひたひたと波のように押し寄せて、
     私の耳は、ものうい、けだるい海の中に溺れてしまう。』


    このくだりを読んでいて、
    長男くん小学5年時の担任の先生から聞いた話を思い出しました。

    長男くんは、なかなか授業中集中できない。
    何か別の手遊びなどをしてしまう。
    じゃあ、聞いていないのかと思うと、
    案外ちゃんと内容は届いていたりする。


    確か、そんな話でした。

    半ば雑談のような具合に聞かされた話。
    私も笑いながら「すみませ〜ん」と返して…。

    長男くんに声かけて返事がない、なんてことは
    今も日常茶飯事。

    だけど、
    どうやらそれは聞こえてないのではなくて、
    他にも同時進行で聞こえる複数の音に混じって、
    その他大勢に入れられてしまってるらしい
    ということが分かり始めた最近。

    そして彼の持ち物、
    教科書からノート、プリント類まで、余白あるところに落書きあり。

    見つければ、そりゃあ怒ってました。
    勉強道具に何してるんだ
    授業中に何してるんだって。

    もし、この本に書いてあるような理由があるとしたら…
    もし、長男くんにもそういう一面があるなら…

    これはむやみに怒れません。
    善後策を考えないと。

    学校から帰ってきた長男くんに聞いてみました。
    本のそのくだりを読んでもらって、自分の落書きは何なんだ?と。
    長男くんは言いました。
    「落書きしてる方が集中できるということはないけど、
     集中が切れた時に、一旦落書きとかすると、また集中できるようになるんだ。」

    短いサイクルでの頭のリフレッシュ法ということか。

    でもね〜。
    落書きは…やっぱりまずい
    かなり時と場所を選ぶけど、
    果たして彼に、時と場所を正確に選べるか…。

    このままいけば、
    将来仕事についても、重要書類に落書きしそうです
    人の話をまともに聞かない奴と、また誤解されるのがおちです。

    苦労せずに、かつ真剣さが伝わる話の聞き方。
    早いとこ、見つけ出さないと。
    どこかに転がってないですかね


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    印象の良い話の聞き方

    相手に好印象を与える話の聞き方として、相手が説明したことを目の前で復唱する、というやり方があります。
    ようは、ファミレスの注文です。
    復唱する事で、相手は理解してもらえたと安心する訳です。
    ですが理解しないまま復唱してしまうと、ただの「おうむ返し」。
    さらに信用を失います。
    全く参考にはならないかもしれませんが・・・

    starmayさんへ

    復唱…そうですね。
    耳での情報キャッチが苦手な以上、確認を意識することが一番の早道。
    そう思います。
    これから、どれだけ誤解の波の中で1人泳いで行くんだろう、と
    時々不憫でしょうがなくなります。
    不憫に思うのは、嫌なんですけどね。



    集中できない

    息子も集中が苦手です。
    好きな事は時間を忘れて集中しているけど、授業中は大変みたいです。

    あまり興味のない話をじっと40分聞いていなければならないのが普通の人の100倍くらい大変らしい。
    調子のよい時はがまんしているけど、調子が悪いと図書室に避難したり早退したり。

    もうがまんしているって時点で問題ですよね。
    私も似たような特性があるので、つまらない授業をやりすごす事が子供の頃苦手でした。
    小学生の頃はぼーっと空想にふけったり、高校くらいになると膝の上で文庫本読むことも(汗)

    大学生になって、先生が大事な事を言ってる、でも集中できないって時は、人間録音機になって、先生が言った事をそのままノートに書き取っていました。

    あとで読むと良くわかるし、テストの成績もすごく上がったなあ。
    板書が苦手で、いつも後で何書いてあるかわかんなくなっていたのに、先生の話した内容をが~って書いてあるとかなり理解しやすくなってました。

    色々工夫して行くしかないんでしょうね。

    個人的には落書き別にいいじゃんって思っちゃうけど(笑)

    ねこねこみーこさんへ

    ねこねこみーこさん こんにちは(#^.^#)

    > もうがまんしているって時点で問題ですよね。
    楽しくなくてもいいから、なんとかやりこなすことができればいいのに、って思います。
    でも授業中落書きしたり、ぼーっとしたり、文庫本読んだりするのだって、
    学生によくある当たり前の光景だと私も思います。
    気になるのは、時と場所の判断かなあ、やっぱり。
    それが臨機応変にできれば。

    彼の場合、テストの回答用紙もイラスト入りですから(^_^;)
    消して出せよ、って思っちゃう。

    > 大学生になって、先生が大事な事を言ってる、でも集中できないって時は、人間録音機になって、先生が言った事をそのままノートに書き取っていました。
    >
    > あとで読むと良くわかるし、テストの成績もすごく上がったなあ。
    > 板書が苦手で、いつも後で何書いてあるかわかんなくなっていたのに、先生の話した内容をが~って書いてあるとかなり理解しやすくなってました。
    >
    それってすごくないですか?
    が~って、意外に描けないですよ?いや、絶対すごいです。
    自分なりのいい方法見つけたんですねえ。

    早く見つけてもらいたいですね、息子たちにも。
    > 色々工夫して行くしかないんでしょうね。
    >
    > 個人的には落書き別にいいじゃんって思っちゃうけど(笑)


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