• admin
  • topimage

    2017-09

    今日は思い出話を… - 2011.06.20 Mon

    また新たな1週間が始まりました。

    1年前…
    彼の心が悲鳴をあげ出した頃…
    日曜日の夜の長男くんときたら、本当に奇妙でした。

    休日の日中はいたって元気。

    明日の気配を感じ出したら、
    何かのスイッチが入ったみたいに様子ががらっと変わります。
    声も変わりました。
    話し方も、首の動かし方も、彼の全部が変わりました。

    人の心ってすごいなって本当に思います。
    全くかなわない。

    心が決めたこと。
    誰がなんと言おうと、無条件に変更不可。

    それが安全装置なんだろうと思います。心の…。

    自覚もできないままの彼からのメッセージでした。

    でも…
    彼にとって不登校は始まりじゃなかった。
    むしろ、最悪の状態からの一歩前進でした。

    「学校に行けない」

    その言葉を口にできるようになったこと。
    それが大きな前進。

    もっと遡れば、
    数回にわたって失神まで起こした長男くんです。

    最初は受験生だった年末、塾に向かう朝。
    次は、塾をサボり続けてたことがばれた後。
    それから高校入学後、
    三者面談でありとあらゆる課題を滞らせていることが明らかになった後。

    原因はストレス。
    火を見るより明らかに思えました。

    いろいろと検査しましたよ。
    血液検査から始まってCT、MRI、心電図、脳波…
    残る可能性は心の問題だけと断言できるまで。

    それが、悪い病気じゃないかと誰よりも怯えてる長男くんを
    安心させてあげられる特効薬だとも思いましたから。

    でもダメでした。
    特効薬にはならなかった。
    その翌日、登校途中に今度は道で倒れて…

    人前で倒れたくない、と不登校が始まりました。
    行こうと思っても行けずにもがく日々の始まりです。

    今、あの頃と比べれば別人のよう。
    すごく危なっかしくて見てられないくらいですが、
    1年前のぎょっとさせるような雰囲気はありません。

    こんな短い期間に、
    そこまで自分を立て直すことができたのだから、
    やっぱりすごいことかな…

    今朝は…
    久々の重たい朝でした。

    私は、そこを冷たくかわして
    長男くんは、半ば無理やり学校へ。

    少しばかり後悔…

    ちゃんと学校に着いたかな。

    今日は夕方まで、私もドキドキした1日になりそうです。


    いつも来ていただいてありがとうございます
    ブログランキング参加中
    よろしければこちらも♪
    にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ 人気ブログランキングへ
    スポンサーサイト

    聴く・書く・考えるに息絶え絶えだった頃 - 2011.06.07 Tue

    あれからほぼ1年です。

    あれからとは…

    この時期、高校では三者面談があります。
    昨年も、決められた日に入学式以来初めてとなる高校へ。

    そこで知ったいろいろなこと。

    まず、ほとんどの課題、提出物が提出されていないこと。

    国語の授業に至っては、
    いつまでたっても授業ノートの提出がなされないために、
    授業を受けさせてもらえず、毎時間廊下に出されていること。

    毎日、どこかの時間で保健室に行って休んでいること。

    他にもいろいろ…

    寝耳に水、というわけではなかったんです。
    これまでの長男くんを見てたら、驚くほどではない姿。
    課題の未提出だって日常茶飯事でした。

    帰宅してから、もちろん叱りました。
    恥ずかしかったですから。
    ちゃんとやってる風だったから、裏切られたような気分にもなったし。

    それから、いろいろ話を聞き出すと…

    あれ?
    また、ずれたことしてます。

    本来の授業中の板書のノートを提出するわけですから、
    授業中に写せていなかったとすると、友達から借りるしかないわけです。
    もちろん、友達に迷惑にならない時間に借りないといけない。

    古文の時間、授業を受けさせてもらえない間に
    漢文のノートを借りて廊下で写し、
    漢文の時間には古文のノートを借り、ということをしていたようです。

    でも、授業を受けさせてもらえない間の板書も、
    その間にどんどんたまっていきます。

    焦ってました。
    早く授業に戻るのが先決、と。

    なのに、ずれてます。
    焦ってるのに、何もしてないみたいに見えます。

    もっともっとよく聞いていくと、

    他にも提出してないと言われてるものはあるけど、何かが分からない。
    先生に何回聞いても、他の子に聞けと内容を教えてくれない。
    しつこく聞いたらうるさそうにされて、もう聞けない。
    だから、その提出は諦めた。

    ノートについては、
    一度提出して不合格だったから、初めから作り直してる。
    前に作ってたノートは、もう要らないと思って学校で捨てた。

    本当にずれてる。
    もう、何やってるのか全く理解できません。

    たとえば、
    うちの高校、三者面談期間は午前中で授業が終わります。
    その間に、部活の友達からノートを借りて写すこともできたのに、
    そんなことはしないで、まっすぐ帰宅。
    そして長男くんは、家で何をしてたかというと…ゲームしてました。

    すごく焦ってるのに。

    そのゲームしてた時間、家で進められる部分のノートを作ってたらよかったんじゃないの?
    放課後残って、友達からノート借りることもできたんじゃないの?

    そう言った私への長男くんの返事は
    「思いつかなかった。」

    なんで思いつかないんだろう。

    「相談すればよかったのに。」
    私のそんな言葉に対する長男くんの返事は
    「もう高校生になったんだから、人に頼ってちゃ駄目だと思った。」

    このままではだめ。
    彼には、自力では越えられない壁がある。
    これが、そう感じたきっかけです。

    その日のうちに学校のカウンセリングに予約をしました。

    そして、私がカウンセリングを受けた数日後、
    長男くんは体が動かなくなりました。

    本人もカウンセリングに、と予約を入れていた当日、
    長男くんは、カウンセリングだけは行くとそこだけ頑張りました。

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    今なら分かります。彼のパニック。
    聴く・書く・考えるの同時作業に溺れて、息も絶え絶えだった彼。
    とてもじゃないけど、
    準備も覚悟もないまま挑んでこなせるわけのない芸当です。

    発達障害のシングルタスクという特性。
    ずっと付き合っていかなければいけない彼の凸凹な一面。

    授業を受けさせないという罰
    それは、学校においてはあってはいけない罰だと、実は思ってます。

    でも
    そのことがきっかけで彼の正しい認識に一歩近づけたと思えば、
    それも結果オーライで。

    私が動き出したことが、
    彼にとっては、

    自分に限界が来てることを意識した瞬間
    1人で頑張る必要がないと思った瞬間

    だったのかな。

    カウンセリングに行く時、彼がこう言ったのを覚えてます。
    「何かしないと、何も変わらないから」

    一生懸命まじめに、一見不まじめなことをやる彼ら。
    その抱えている苦しみを、
    お願いです。分かってあげて下さい。
    手伝う必要はないですから、理解してあげて下さい。

    まずい。
    涙が止まらなくなってきました

    あれから1年経った今日、
    今日は高校2度目の三者面談です。
    どんな話が出るかは…また後ほどご報告しますね


    いつも来ていただいてありがとうございます
    ブログランキング参加中
    よろしければこちらも♪
    にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ

    「何かおかしい」何がおかしい? - 2011.04.12 Tue

    昨日登場した二男くん。
    実は、長男くんに対する「何かおかしい」を確信にまで導いてくれたのは
    二男くんの存在でした。

    最初は…虚言癖、かな。
    確かに、子どもは大なり小なり嘘つきなもの。
    親に何の隠し事もない子どもなんて逆にこわい。そう思います。
    ただ、長男くんの嘘は自分に得にならない。むしろ逆効果。
    嘘をつくとき働くはずの計算が、働いていない。
    そろそろ白状した方が得だという判断もありません。

    うっかり友達にけがをさせてしまった時にも「ごめんなさい」が言えない。
    斜に構えているわけでもない平和主義者の彼とリンクしません。

    課せられた課題も当然のようにしていきません。
    なのに、そこにある姿は
    「やらなきゃいけないことは分かってるけどずるしちゃえ」
    という確信犯的な姿とは違います。

    まだ幼いということなのか。
    それとも、何か大切なものを親として伝え損なっているのではないか。

    悩みました。
    それはもう、息ができなくなるほど。

    でも、悩んだあげくに、
    それが彼の速度なら、それに合わせてあげるしかない、と。
    他の友達がしっかりしてきているのに合わせて私が焦ってはいけない、と。
    ある種開き直り…です

    そして、だんだんと二男くんが似たような年頃に成長していくにつれ、
    見えてくる長男くんとの違い。明らかな違い。

    一言で言うと悲壮感。
    いつもそこに悲壮感が漂っているわけです。
    必死に苦しみながら「楽」しようともがいているように見えるわけです。

    二男くん、哀しいかな、こちらも決して誇れるまじめな優等生ではございません
    嘘だってつきます。悪さもします。時々宿題だってサボります。

    でも違う。
    見ていると、自分で勝手に反省し、勝手に態度を改め、それが3日坊主で終わり…
    「楽する」ことが自分のためになるかならないか、やはり年相応に考えて
    軌道修正したりしているわけです。

    長男くんから感じられる悲壮感がそこにはありません。
    その悲壮感が「何かおかしい」を形にする鍵でした。
    その鍵を見つけられたのは二男くんのおかげかな、と思うのです。

    長男くんの中の“違い”
    もっと早く気付いてあげられたんじゃないか。
    もっと早く苦しみから助け出してあげられたんじゃないか。
    時々そう思い返します。
    そう思うと…う~ん、やっぱり涙出ちゃいます

    でも、このタイミングじゃなきゃ分からなかった。それが現実。
    全力を尽くせば、ついてくる結果が最善の結果。
    ですよね

    長男くん、今日で学校復帰4日目
    ダンナ様と兄弟3人、全員笑顔でいってきますと家を出ました。
    最高です

    NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

    ご訪問ありがとうございます

    プロフィール

    kanon

    Author:kanon
    夫に息子3人
    猫2匹にカメ1匹
    それから庭の草花たち
    ありふれた日常

    毎日嵐
    毎日笑顔
    何があろうとなかろうと
    それでも日々は過ぎてゆきます
    日々是好日

    カテゴリ

    はじめまして (1)
    多分これが始まり (3)
    学校のこと・社会のこと (42)
    凸凹のこと・特性のこと (139)
    発達障害の話 (32)
    本(育児・発達障害) (18)
    凸凹・長男くんの場合 (87)
    家族のこと (554)
    兄弟・あれこれ (50)
    三男くん・あれこれ (47)
    二男くんあれこれ・中高編 (121)
    二男くんあれこれ・大学編 (32)
    長男くんあれこれ・高校編 (183)
    長男くんあれこれ・大学編 (97)
    詩 (13)
    日々のこと・雑感 (96)
    本 (18)
    未設定 (0)

    最新記事

    最新コメント

    お気に入りサイト

    このブログをリンクに追加する

    blogram

    gremzの樹